手軽にできる 転倒予防体操 Part-6
「アンバランスでバランス能力アップっぷ」
今回のテーマは「転倒しない体づくり」です。日常生活の中では以外とアンバランス(不安定)な場面が沢山あります(例…お風呂の出入り、ズボンの着替えなど)。 とくに、「歩く」という動作は片足でのバランスがとても重要となります。 バランス能力の維持向上のために次の運動をして、日々のアンバランスを安定させて転倒しない体をつくりましょう。
[継ぎ足歩行]
- 後足の踵を前足のつま先につけます
(目線は足元を見て構いません)。 - 支持足の前足に体重をかけながら、
この動作を繰り返して前に進みます(5m位)。
※注
不安定な場合は、手すりのある所や壁際で行いましょう。
※矢印は進行方向を示します
[片足立ち]
- 両目を開けたまま立ち支持足に体重をかけ片足を上げます。
- 腕は好きな形で行いましょう。
- 左右交互に30〜60秒間行います。
- ※注…不安定な場合は、手すりのある所や壁際で行いましょう
[あなたは大丈夫?]
転倒予防チェックセブン
チェック項目 | はい | いいえ | |
---|---|---|---|
1 | 背中が丸くなりがち | □ | □ |
2 | 歩く時下ばかり見ている | □ | □ |
3 | 足が疲れやすい | □ | □ |
4 | よく慌てる | □ | □ |
5 | あまり歩かなくなった | □ | □ |
6 | よくつまずくことがある | □ | □ |
7 | 最近体力に自信がないと感じる | □ | □ |
0個 | 大丈夫!(転ばない体を保ちましょう) |
1-3個 | まあ、大丈夫(でも油断は禁物です) |
4-5個 | 転倒予備軍です(積極的に体を動かしましょう) |
6個以上 | 転倒の危険が高いです(十分転倒に気をつけこまめに体操をしましょう) |
これらはあくまでも転倒につながる要因の一部です。転ばない生活をするには普段からこまめに身体を動かす習慣つくりが大切です。
今年度は転倒を予防する体操を紹介してきました。
これまでの体操(姿勢、歩行、体幹、上・下肢、バランス)とリラクセーションを生活の中に無理なく取り入れて転倒を予防し、楽しい生活を実現しましょう。