手軽にできる 転倒予防体操 Part-3
「胸はって バランス保って 元気!元気!」
今回のテーマは「体幹」です。体幹は文字通り、すべての身体の動きを支える重要な部分です。 例えば、腹筋・背筋が弱くなると、身体は前かがみになります。 また、加齢や障害により柔軟性が低下し、バランス(平衡性)をとることが難しくなります。 これらを維持・向上していくことは、転倒予防はもちろん、より良い日常生活を送るために大切なことです。
[胸のばし]胸筋や肩甲骨周辺の柔軟性をつけます。
- 肘を曲げ、腕を胸の高さまで上げます。
- 肘を後ろにゆっくりと引きます。
(呼吸は止めないように!) - ゆっくりと力を抜いて元に戻します。
5回行いましょう。
[お手軽バランス]バランス(平衡性)をつけます。
- 足を開き、腕を水平に広げます。
- 腕は水平にしたまま、
上体を横へずらします。 - 5秒間そのままでいます。
- ゆっくり元に戻します。
左右交互に行います。
- 左右それぞれ3回ずつ行いましょう。
- 立ってやるのが難しい方は
座って行いましょう。
- 余裕がある時は、上体をずらした
方向と逆の足を上げてみます。
体操は続けていくことで、より効果が増します。
日常の習慣として行えるようにしましょう!
次回は「下肢」をテーマにした体操をご紹介します。