手軽にできる 転倒予防体操 Part-2
「かかとで着地 つま先へ しっかり蹴って 転倒予防」
転倒しやすい歩き方
- 猫背
- うつむきかげん
- お腹に力が入っていない
- 膝が曲がっている
- つま先から着地している
バランス(足幅)
A…1本線の上を歩くことはバランスを崩しやすい
B…足と足の間に、握りこぶし1個分程度あけて歩く
正しい歩き方
- 顔は、軽くあごを引き、目線は10〜15m先を見る
- 前方に出る膝は、まっすぐに伸ばす
- つま先は上向きに、踵から着地する(着地)
- 足の重心は、踵からつま先(母指球)へ移動させていく(重心移動ローリング)
- 後ろ足のつま先(母指球)で地面を蹴るように(キック)
■着地
つま先を上げ、踵から着地する
■重心移動
踵からつま先へスムーズに体重を移す(ローリング)
■キック
親指のつけ根部分(母指球)で地面を蹴る
重心移動(ローリング)のメカニズム
(1)
(2)
(3)
- 踵が地面に着く
- 土踏まずの横を通る
- 母指球で地面を蹴る
- ※黒く塗られた部分が、加重されている部分。踵から親指部(母指球)へスムーズにーローリングしながら重心が移動していく。
しっかりしたバランスと自分にあった歩幅で「歩行」を実践してみましょう。
次回は、「体幹」をテーマにした体操をご紹介します。