資料室

手軽にできる 転倒予防体操 Part-2

「かかとで着地 つま先へ しっかり蹴って 転倒予防」

転倒しやすい歩き方

  • 猫背
  • うつむきかげん
  • お腹に力が入っていない
  • 膝が曲がっている
  • つま先から着地している

バランス(足幅)

A…1本線の上を歩くことはバランスを崩しやすい
B…足と足の間に、握りこぶし1個分程度あけて歩く

正しい歩き方

  1. 顔は、軽くあごを引き、目線は10〜15m先を見る
  2. 前方に出る膝は、まっすぐに伸ばす
  3. つま先は上向きに、踵から着地する(着地)
  4. 足の重心は、踵からつま先(母指球)へ移動させていく(重心移動ローリング)
  5. 後ろ足のつま先(母指球)で地面を蹴るように(キック)

■着地

つま先を上げ、踵から着地する

■重心移動
踵からつま先へスムーズに体重を移す(ローリング)

■キック
親指のつけ根部分(母指球)で地面を蹴る

重心移動(ローリング)のメカニズム

(1)
(2)
(3)
  1. 踵が地面に着く
  2. 土踏まずの横を通る
  3. 母指球で地面を蹴る
  4. ※黒く塗られた部分が、加重されている部分。踵から親指部(母指球)へスムーズにーローリングしながら重心が移動していく。

しっかりしたバランスと自分にあった歩幅で「歩行」を実践してみましょう。

次回は、「体幹」をテーマにした体操をご紹介します。