障害者スポーツ 導入編 Part-5
「水中運動」
「水中運動」の効果
体が縮こまるこの時期…だからこそ水中運動をやった後は不思議と体がぽかぽかに…。
「水中運動」の注意事項
- ・その日の体調
- ・傷の有無
- ・長時間の運動は逆効果
- ・水中での運動量は陸上の約2倍負荷がかかる
以上のことに注意して自分のペースで休憩しながら行いましょう。
■体を動かす
手すりにつかまって
- はじめは水慣れとして手足や体を
少しずつ動かしましょう。
水中でのバランス保持を意識しながら
- 水中で手足を動かすと重心位置が変わります。動きに対してどのようにすればバランスが保てるのかを感じながら体の各部を動かしてみましょう。
歩く
- 手すりにつかまりながらゆっくり歩いてみましょう。慣れてきたら手すりから手を離して歩いてみましょう。
■水中筋力UP運動
前歩き
- ももを高くあげ、かかとから着地するように歩いてみましょう。
上半身と下半身をつなぐ大腰筋の筋力アップになります。 - ※慣れるまで介助者と共に行うと安全・安心です。
その他にも、横歩き、後ろ歩きなど、色々な歩き方にチャレンジしてみましょう。これらの運動によって日常の歩行動作がスムーズに行えるようになります。
ただし、障害よっては注意が必要な動きもありますので医師に確認してから行いましょう。
水中船こぎ
- 足を前後に開く
- 水をつかまえながら両手を前後に動かす
- ぐらぐらしないようにお腹・お尻に力を入れて行いましょう。
これだけでお腹・腕・お尻・背中が引き締まってきます。 - ※慣れるまで介助者と共に行うと安全・安心です。
アームヘルパーを使って
- アームヘルパーを両手につけ、水面上や水中で負荷の強弱をつけながら腕を色々な方向に動かしましょう。
ただし、一生懸命やりすぎないように注意しましょう。 - ※慣れるまで介助者と共に行うと安全・安心です。