利用者の皆さまへ(5月17日)
【お家で簡単!血流促進体操!!】
今回はご自宅で簡単にできる血流促進体操を紹介します!
体を動かさないでいると筋肉が緊張して硬くなり、血流が悪くなることで、
必要な栄養や酸素が届きにくくなり、疲労感としてでてきます。
血液は、心臓のポンプ作用によって体中に運搬されますが、
心臓よりも下にある足の血液を送り戻す補助ポンプの役割を果たしているのが、”ふくらはぎ”です。
ふくらはぎは『第二の心臓』と呼ばれており、動かすことや刺激を与えることで体内の血流促進に繋がります。
<ふくらはぎの筋肉の動き>
ふくらはぎの運動というとアキレス腱伸ばしのような動きを思い浮かべるかもしれませんが、
足首を動かすだけでも十分にふくらはぎの筋肉は動きます。
◎足首を曲げる ◎足首を伸ばす
(筋肉がリラックスしている状態) (筋肉が緊張している状態)
【始める前に用意するもの】
・スポーツタオル 1枚 (浴用タオルでも構いません)
ステップ1 【つま先上げストレッチ】
①裸足になり、両足が床に付くように座ります。
②タオルで片方のつま先の下に通し、両手、もしくは片手で持ちます。
③つま先が上に上がるように、タオルをお腹の方に引きます。
④5秒かけてゆっくりと引き上げ、5回繰り返しやりましょう。
※つま先が上がることで、ふくらはぎが伸びていることを意識しましょう。
ステップ2 椅子に座って【かかと上げ運動】
①両足が床に付くように座ります。
②つま先立ちをするように、片足もしくは両足のかかとを浮かせます。
③上がるところまであげて10秒間キープします。
④ゆっくりとかかとを床に戻し、3回~5回繰り返しやってみましょう。
※出来る方は立った状態で行い、より強度なトレーニングに挑戦してみましょう。
ステップ3 レベルアップ!【立ったままでのかかと上げ運動】
①壁や手すりなどの支えがある場所に立ちます。
②壁や手すりを支えにした状態で、ゆっくりとつま先立ちをするようにかかとを浮かせます。
③上がるところまであげたら、10秒間キープします。
④ゆっくりとかかとを床に戻し、3回~5回繰り返しやってみましょう。
※バランスを崩して転倒をしないように必ず、支えがある状態で行いましょう。
【スタッフからのお役立ちポイント】
血流を促進するには、筋肉を冷やさないことも大切な要素です。
しかし、ふくらはぎは太もも等に比べて冷感を感じにくい特徴があります。
気が付いたら、クーラーの冷気にさらされていたり、布団から足が出てしまうなど、
暑くなる季節だからこそ、無防備に冷えていることもあります。
思い出した時に、意識的に動かしてみましょう!