介護予防に役立つスポーツ活動 楽しくスポーツしよう! Part-6
介護予防とスポーツの効果
介護予防においてのスポーツの良さとは、からだを動かす楽しさを知ることで、それをきっかけにいろんなスポーツをしたりして健康増進を図ることができることです。障害者スポーツセンターでは、レクリエーション教室などいろいろな教室で参加者同士が「面白いからやろうよ!」と誘い合っていたり、「これはこうすると良いのよ!」とアドバイスをし合っている光景をよく目にしたり耳にしたりします。
東村山ユニカール協会指導員として
スポーツには自分自身も含め、そこにかかわった人々とスポーツという手段を通して自然とコミュニケーションがとれたり、体を動かす楽しさや喜びをともに味わうことができます。自分自身が何か良い思いを感じたりすると、自然と誰かにそのことを伝えたいという気持ちがわいてきませんか? すべての人がそうとは限りませんが、人は良かったと感じたことを自分だけでなく多くの人にも感じてもらいたい、一緒に味わって欲しいと思うものです。
普段は自分たちもプレーヤーとして
支援することの悦びを
これは、人が人として生きていく上で欠かせない欲求であり、人と接することの大切さを無意識に望んでいることになります。初めは自分のことだけで精一杯であったことを、他の人にも伝えたい、一緒にやりたいと思うのは積極的な気持ちの現れです。すなわち、私たちは様々な人と互いに持ちつ持たれつ、支え支えられて生きているということです。まさに、介護予防の目指しているものがスポーツに組み込まれているのです。お互いの障害をわかり、時には叱咤激励し合う様子は、介護予防に通じる効果をもたらしているのです。スポーツをして健康になり、自分自身の意欲も増え、さらに人間関係も大きく広がる。介護予防でのスポーツ実践は、心と体の万能ツールといえるでしょう。
さあ、皆さん!レッツ、スポーツ!!