資料室

介護予防に役立つスポーツ活動 楽しくスポーツしよう! Part-4

「チームスポーツで楽しく体を動かそう

介護予防とチームスポーツ

集団で行なうスポーツ。皆さんは普段、どのようなスポーツをしていますか。「体を動かすことは好きだけれど、最近はチームスポーツをしていないかな」という方も多いと思います。チームスポーツの良さは、同じチームとなった人々とプレーを通じて、励ましたり、助け合ったり、互いを讃えたりと、いくつもの体験を味わうことができる点です。また、チームという集団の中に自分がいるという実感も持てますし、自分自身の居場所となります。このようにチームスポーツには、体を動かすことはもちろん、精神面でも大きな効果をもたらす要素があります。

チャレンジしよう!

1 車椅子バスケットボール

仲間を信じてパス! ゴールなるか!


センター主催のレッツ車いすバスケの様子

2 卓球バレー

一人でラリーが難しくても、仲間と一緒にチームで行えば、ラリーも続きます


センター主催の健康クラブ(卓球バレー)の様子

3 スポ・レク教室での集団スポーツ

チームとはちょっと違うかもしれませんが、「勝利を目指して」という意味では同じ!!


●センター主催のレクリエーション教室


ミニ運動会 玉入れ(高さの異なるかご)


ミニ運動会 風船バレー

お互いのかかわりが重要となる

スポーツを行なう目的は、一人ひとり様々だと思います。しかし、「体を動かしたい」「健康維持のために」という目的はきっと同じですね。その目的を達成することにおいて仲間がいる、チームスポーツのように仲間がチームとして勝とうと思うときには、それぞれの目的があるにせよ、その心のありようは一つになることと思います。まさに「チームが一丸となって」ということです。仲間となった人々が互いに刺激しあうことから生まれるものは、体の力をつけるだけではなく、心と心を通わせるような共感を抱かせるものとなります。介護予防においては、一人ひとりが健康であることはとても大切なことですが、体の健康だけではなく心にもゆとりと豊かさを持たせることが良いと考えます。チームスポーツを活用することでこの両者とも獲得できるのではと考えます。人とかかわるよりは一人で行なっている方がと思っている方、ちょっとチームスポーツを覗いてみませんか。きっと新しい発見がありますよ!