介護予防に役立つスポーツ活動 楽しくスポーツしよう! Part-3
「いろいろなスポーツを知ろう」
皆さんはどれくらいスポーツ種目を知っていますか? ウォーキング、バレーボール、サッカー、野球……個人で、ペアで、グループで行うもの……と、実にさまざまです。ちなみに、ニュースポーツ、軽スポーツという言葉を聞いたことありますか? 手軽にできて老若男女、体力の有る無しに関わらず楽しめるスポーツとして行われるものを指します。障害者スポーツに掲げられている用具の工夫やルールの一部の変更など、似ているところがありますね。手軽に楽しめるスポーツを生活の一場面に採り入れてエンジョイしましょう!
グラウンドゴルフ
グラウンドゴルフは様々な場所で条件に合わせて自分たちのコースを作ることができ、誰でも簡単にゴルフを楽しむことができます。
何打でホールインできるかな?
専用のクラブとボールを使い、ホールポストを目指してボールを打とう! みんなでおしゃべりしながら楽しみましょう!
※東京都多摩障害者スポーツセンターでは、11月にグラウンドゴルフの教室が行われます
ショートテニス
軽く飛びやすいスポンジのボールを使い、バドミントンコートで行います。ラリーが続きやすいのが特徴です。また、視覚障害者には音がするスポンジボールを使ってゲームを楽しみます。
ダブルスにも挑戦!
個人戦だけでなくペアでも楽しめ、視覚障害者と晴眼者の交流を目的としたダブルスもあります。
※東京都多摩障害者スポーツセンターでは、来年3月にショートテニス大会が行われます
ユニカール
ユニバーサルカーリングの通称として知られています。カーリングのようにストーンを滑らせながら円の中心に近づくよう投げます。
よ〜く狙って
自分のストーンを押したり、相手のストーンを弾いて得点を狙おう! 一投に集中するため、楽しみながら集中力を高めることができます。
※ユニカールは、レクリエーションスポーツ教室などでも行われています
スポーツから生きがいの創出へ
スポーツの醍醐味の一つに勝敗を競うということがあります。勝てそうな時、負けそうな時のドキドキ感、勝敗が決まった後の達成感や「次こそは」という意欲の増大など、気持の高揚が一人ひとりの中で生まれます。こうした心の高揚は「こうしていきたい!」「続けよう!」「次はこれにチャレンジしよう!」など積極的な行動へ自らを進めます。言いかえれば生きがいの創出につながることでしょう。まずは見るだけでも、そこから第一歩を踏み出しましょう。さあ、スポーツの秋です!