資料室

手軽にできる 介護予防 Part-4

「ぷかぷか入浴、心も体もリラ〜ックス」

皆さん日常生活の中で、全身をリラックスしている時間はありますか?
私達は起床してから就寝まで、体の緊張状態が意外に多く続いています。
体が緊張すると、心も同じく緊張状態になります。
今回は一日の疲れをとる「入浴法と体操」です。
入浴には、神経の緊張をほぐすリラックス効果があります。
また、疲労回復や血行促進、体のむくみや肩こりなどの緩和に役立ちます。
体操を行うことでのリラックスはもとより、温浴は心のリラックス効果も望めます。
日々のトレーニングも大切ですが、一日の疲れを明日に残さないよう、入浴の際には積極的にリラックスの時間をとって、疲れに負けない体を作りましょう。

これなら安心、快適・安全、入浴法!

  1. 脱衣所、浴室を温めましょう
  2. いきなり湯につかるのではなく、浴槽よりもやや低い温度で手足から上半身の順でシャワーをし、体を慣らしましょう
  3. 入浴中は肩までつかると心臓への負担が多く、みぞおちあたりの半身浴にするか、浴槽から上がる前に肩まで10秒間位湯につかると良いでしょう
  4. 熱い湯は血圧が上昇するので、熱過ぎない温度で1回あたり10分〜15分以内を限度としましょう
  5. 入浴前後には必ず水分補給をしましょう

ここでワンポイント!!

浴室にお風呂用の温度計・時計などを置くと正確な温度や時間がわかり、長湯などを防ぐことができます。

※上記ポイントはあくまでも一例です。その日の体調に合わせて無理せず快適な入浴を心がけましょう。

ほのぼの〜ゆったり〜


浴槽のなかでできる簡単体操

グルグル手首

両手の指を組んで手首をグルグル回します

腕のばし

腕を伸ばして手のひらを上向きにしながら、手首をそらせるようにして腕を伸ばします。手の甲を向けても同様に2回行いましょう

足首スクリュー

足首を左右に回します。回すのが難しい場合は手を添えて回してみましょう

首ゆらゆら

首をのばします。左右にゆっくり伸ばしましょう
※体操のときには息を止めないようにしましょう

皆さんいかがでしたか? 入浴時に簡単な体操を行うことでリラックス効果がさらに高まります。
また入浴以外にも色々なリラックス法があります。 自分に合ったリラックス法を見つけ、体も心も健康に過ごしましょう。

次回は寝たきり予防についてです。