手軽にできる 介護予防 Part-1
「適度に動くは介護要らず」
ルーの法則をご存知ですか?
これは「身体は動かしすぎると壊れる、また動かさないと衰える、適度に動かすことが最も良い」ということです。
なんだか当たり前のようなことを言っていますね。でも、その当たり前が意外と難しいのです。
毎日の生活を有意義に過ごすためには、適度に動かす習慣づくりが重要といえます。
とくに下半身の衰えは老化を加速させるといいます。
適度に下半身を刺激することで、若々しく身体を維持していきましょう。
下半身のトレーニング
I.アダクション(内転筋群)
■おもに内転筋群の筋力を強化する運動です
- 開脚の姿勢から大腿の内側を
つけるようにして両脚に力を込めます - 7〜10回を目安に行ないます
☆余裕があれば、2回繰り返しましょう
※注…力を込めるときには息を止めないようにしましょう
◎家庭では座布団を利用してみましょう
★座布団を2つ折にして両膝で挟みます
II.アブダクション(外転筋群)
■おもに中臀筋、外転筋群の筋力を強化する運動です
(1)両大腿の内側が着いた姿勢から脚を
左右に広げるようにして力を込めます
(2)7〜10回を目安に行ないます
☆余裕があれば、2回繰り返す
※注…力を込めるときには、
息を止めないようにしましょう
◎家庭ではバスタオルを利用してみましょう
★バスタオルは両端を結んで輪を作ります
膝上の位置で行ないます
いかがですか。ひとりひとりの体力やその時の体調も違うものです。
自分にあった適度を見つけて積極的に身体を動かしましょう。ちょっとした気持ちの持ち方で健康な身体が保てます。
次回は、頭を使った体操です。