出展イベント

【実施報告】11/17(日) 第3回ふっさ青少育フェスティバル（福生市）

2024年11月17日（日）、多摩川中央公園にて開催された「第3回ふっさ青少育フェスティバル」にチャレスポ！TOKYOコーナーを出展しました。当日は天候にも恵まれ、子どもたちとそのご家族を中心に、たくさんの方にご参加いただきました。 参加者の中には、ブラインドフットボールやサウンドテーブルテニスという競技を初めて知る方も多く、実際の体験を通してパラスポーツの楽しさを知ってもらうきっかけになりました。

ブラインドフットボール

サウンドテーブルテニス（STT）

スポーツ用義足（展示）

ブラインドフットボール

アイマスクを装着し、音の出るサッカーボールを用いてプレーをするブラインドフットボール。イベントでは目隠しをした状態で、鈴の音を頼りに的のミニコーンを狙う、シュート体験を実施しました。足元のボールが見えないため「難しかった」という声もありましたが、子どもがミニコーンを倒すと見守っていたご両親も一緒に歓声を上げるなど、競技を楽しむ場面も多く見られました。

サウンドテーブルテニス（STT）

視覚障害者が行う卓球、サウンドテーブルテニスの体験を実施しました。アイマスクをした状態で音の出るボールを打ち合う競技で、今回は目をつぶった状態でおこない、音を頼りに打ち返すことの難しさや、ラリーを続けることの大変さ・楽しさを体感してもらいました。「STTを初めて知った」という参加者もいましたが、実際に体験してみるとその面白さが伝わり、友人同士や親子で対戦するなど、性別や年齢に関わらず多くの方にお楽しみいただきました。

スポーツ用義足（展示）

公益財団法人鉄道弘済会のご協力のもと、パラアスリートが実際に使っていたスポーツ用義足(大腿・下腿)、子供用義足(下腿)の３種類を展示しました。普段の生活で使用する義足と異なり、カーボン製の板バネを使用した「走る・跳躍」など競技に特化した義足を間近で見ていただき、パラスポーツの競技用具を広く知ってもらう機会となりました。

※第3回ふっさ青少育フェスティバルの概要はこちら

【実施報告】12/7(日) 2024 障害者フェスティバル（練馬区）

2024年12月7日（土）、都立光が丘公園ふれあいの径にて開催された「2024障害者フェスティバル」に、チャレスポ！TOKYOブースを出展しました。当日は天候にも恵まれ、障害のある人もない人もたくさんの方にお立ち寄りいただけました。メインのカーレット体験には、多くの方にご参加いただき、競技を知っていただくだけでなく、プレーする楽しさや魅力を知ってもらうきっかけにもなりました。

カーレット

ゴールボール（展示）

カーレット

氷上で行うカーリングのゲーム性・楽しさを損なわずに、手軽に場所を選ばずどこでも行えるように考案された頭脳派スポーツ、カーレットの体験を実施しました。今回は、テーブル上にマット（ストーンを滑らせる台）と、ストーンの滑りを良くするシートを敷き、２人で交互に３投ずつ滑らせ、的の中心に近いストーンの方が勝利というルール。最初にスタッフが見本を見せ、その後、一人１個ずつの練習ショットを行いました。
握力が弱い方や車いすの方も補助具を使って楽しむことができ、ハウスと呼ばれる円をめがけて滑らす様にストーンを投げると、相手ストーンを弾いてハウスから遠ざけたり、自分のストーンが思ったより遠くに行ってしまったりと、ゲームの展開で一喜一憂したり歓声が上がる場面も見られました。初めて体験する方が「とても楽しかった」と話すなど、障害の有無や性別、年齢にかかわらず、多くの方にお楽しみいただけました。

ゴールボール展示

一般社団法人日本ゴールボール協会にご提供いただき、ゴールボールで使用される競技用ボールとアイシェードを展示しました。興味がある方には実際に手に取っていただくことで、ボールの硬さや重さ、鈴入りといった特徴（硬いゴム製、重さ1.25㎏）を体感いただきました。興味津々に手に持ち、重さを確かめてみたり、振ったりバウンドさせてボールの鈴の音を聞いている姿も見られました。また、ボールだけでなく、競技で用いるアイシェード（目隠し）を着用いただくことで、視力や視野などの障害の程度による差が出ないように、ゴーグル部分が黒く塗りつぶされている工夫を実感いただけ、ゴールボールという競技についてより理解を深めていただく機会にもなりました。

※2024障害者フェスティバル（練馬区）の概要はこちら