障害者スポーツ大会

大会の歴史・概要

本大会は、昭和26年から行われてきた「東京都身体障害者スポーツ大会」と、昭和59年から行われてきた「東京都知的障害者スポーツ大会(東京ゆうあいピック)」を平成12年に統合し、「東京都障害者スポーツ大会」として開催しています。

平成18年度から、一部の個人競技種目に精神障害部門を設け、翌19年度からは、全国大会に先駆けバレーボールを正式種目として実施するなど、「身体」「知的」「精神」の三障害を統合した都内最大規模の障害者スポーツ大会となっています。

この大会は全国障害者スポーツ大会の派遣選手選考会を兼ねています。

競技種目の紹介

身体障害部門の個人競技は、障害の種類や程度によって区分され、それぞれの障害区分ごとに競技が行われます。知的障害部門の個人競技は、各年齢層に分かれて行います。

ルールは一般競技団体の規則を基にしていますが、各競技、障害によって工夫や変更がされています。

実施15競技
個人競技 陸上競技、水泳、アーチェリー、卓球(サウンドテーブルテニス)、フライングディスク、ボウリング、スポーツの集い、ボッチャ
団体競技 バスケットボール、車椅子バスケットボール、ソフトボール、グランドソフトボール、バレーボール、サッカー、フットベースボール

参加するには

毎年2月下旬から3月末(一部4月中旬)にかけて参加者を募集します。申込関係資料は、総合・多摩の障害者スポーツセンターの他、各区市町村の役所や、福祉センター、保健センター、体育館等にもあります。 詳しくは協会事務局までお問い合わせください。

参加資格
各部門共通 都内に現住所を有する者。または、都内に所在する学校・施設・団体に所属している者。
身体障害部門 身体障害者手帳を所持し、4月1日現在中学生以上の方
知的障害部門 愛の手帳を所持し、4月1日現在小学生以上の方
精神障害部門 精神障害者保健福祉手帳を所持し、4月1日現在中学生以上の方

※手帳のない方でも、その取得に準ずる障害のある方も参加できます

主な競技の紹介

個人競技

◎=身体・知的・精神障害部門の種目

□=身体・知的障害部門の種目

○=身体障害部門の種目

●=知的障害部門の種目

陸上(身体・知的・精神障害部門)

◎50m走、◎100m走、□200m走、●400m走、□800m走、◎1500m走、○スラローム、□走高跳、◎走幅跳、◎立幅跳、○砲丸投、 ◎ジャベリックスロー、◎ソフトボール投、○ビーンバッグ投、●25m走(車椅子)、○30m走(電動車椅子)、●4×100mリレーの計17種目が実施されます。

○視覚障害音源走(50m走)

視力0~0.03、視野5度以内の視覚障害者による50m競走では、フィニッシュライン後方で鳴らす音源を頼りに走ります。

※音源走が難しい場合は、伴走者とともに走ることが認められます。

○スラローム

車椅子使用者が参加する種目です。

全長30mのコースに置かれた12の旗門を、白の旗門は前進、赤の旗門は後進で通過します

○ビーンバッグ投

重度の障害がある車椅子使用者を対象とした種目です。

大豆を入れた重さ150g、12cm四方の袋を投げます。投げ方は自由で、足に乗せてけり出すことも認められています。

◎ジャベリックスロー

ポリエチレン製の長さ約70cm、重さ300gのターボジャブを投げてその距離を競います。ルールはやり投に準じますが、身体機能の面での緩和措置がなされる場合があります。

水泳(身体・知的障害部門)

日本水泳連盟競泳競技規則に準じて行われますが、障害の種別によって水中スタートや浮助具の使用が認められます。また、視覚障害によりターンやゴールが判断できない選手に対しては、主催者に許可された者が、合図棒などで合図をしてもよいことになっています。

アーチェリー(身体障害部門)

全日本アーチェリー連盟競技規則に準じて行われ、リカーブ部門、コンパウンド部門があります。種目は50m・30mラウンドと30mダブルラウンドの他、初級者の参加を促すため、リカーブ部門は18mダブルラウンドと12mダブルラウンドも実施します。

フライングディスク(身体・知的・精神障害部門)

5mまたは7m離れたアキュラシーゴール(直径91.5cmの円形)にディスクを10回投げ、その通過回数を競うアキュラシーと、ディスクを3回投げて遠投距離を競うディスタンスがあります。どちらも投げ方は自由です。

ボウリング(知的障害部門)

ヨーロピアン方式でハンディなしの2ゲームトータルのスコアにより順位を決定します。

卓球(身体・知的・精神障害部門)

日本卓球ルールに準じて行われますが、車椅子使用者のサービスは、サービスされたボールがエンドラインを正規に通過しなければならないことになっています。また、身体的理由などにより通常のサービスができない場合は、ボールを自コートの上に落とした後、サービスしてもよいことになっています。

サウンドテーブルテニス(身体障害部門)

一般の卓球が困難な視覚障害者(視力0~0.03、視野5度以内)が、専用の卓球台でボールを転がし、ネットの下を通して得点を競います。ボールには金属球が入っており、転がると音が出るようになっています。また、選手は視力による有利不利をなくすためアイマスクを着けます。

ボッチャ(身体障害部門)

重度の身体障害者が参加する競技です。自分のボールを横6m縦10mのコートの中にあるジャックボールといわれる白いボールにできるだけ近づけるようにして得点を競う競技です。障害が重いことでボールをうまく持てない、または離せない選手は、「ランプ」というボールを転がすことのできる補助具を使って競技することができます。また、コートに背を向けたアシスタントが、選手の指示に従い、ランプを動かしたり、ボールをランプに置く手伝いをします。

スポーツの集い(知的障害部門)

障害が重度であり、一般の競技に参加することの難しい知的障害者が参加する競技会です。種目は30m競走、100m競走、花文字作り、大玉ころがし、つなひき、リレーなどがあります。

団体競技

車椅子バスケットボール(身体障害部門)

リングの高さ、コートの広さ、ボールなどは一般のバスケットボールと同じです。選手は障害の程度に応じて持ち点があり、1チーム(5名)が14点以下で構成されます。ボールを持ったまま2回まで車椅子をこぐことができ、またダブルドリブルの反則が適用されないことが特徴です。

バスケットボール(知的障害部門)

リングの高さ、コートの広さ、ボールなどは一般のバスケットボールと同じです。また、以下の個人種目もあります。

フィールドゴール

 30秒間に入るシュート数を競います。

リバウンド

 30秒間、ボードにボールをパスし、ジャンプ捕球して着地に成功した回数を競います。

ドリブル

 3mごとに置かれた障害物を30秒間にドリブルで何個通り抜けることができるかを競います。

サッカー(知的障害部門)

フィールドの広さ、用具などは一般のサッカーと同じです。また、以下の個人種目もあります。

ドリブル・シュート

 5つのコーンが設置されたコースをドリブルで通り抜け、シュートゾーンでボールを止めるまでの速さを競います。また、シュートが入ったところの得点がボーナス点として加算されます。

ゲーム

 個人種目参加者でチームを組み、試合を行います。

ドリブル

 3mごとに置かれた障害物を30秒間にドリブルで何個通り抜けることができるかを競います。

ソフトボール(知的障害部門)

フィールドの広さ、用具は一般のソフトボールと同じですが、ピッチャープレートまでを12.19mとして行います。

グランドソフトボール(身体障害部門)

視覚障害者が参加する競技です。通常のソフトボールのルールを基本にしています。投手は捕手の手ばたきを頼りにゴロで投球し、打者はボールの転がる音をたよりに打ちます。走者は各塁に配置されたコーチャーの手ばたきをたよりに走塁します。

フットベースボール(知的障害部門)

ソフトボールのルールを基本にしていますが、ピッチャーが転がしたボールをキックして攻撃を行います。守備位置や打撃の順番は野球やソフトボールと同じです。ただし、ピッチャーがピッチャーズサークル内でボールを保持している時にランナーは塁を離れることができません。また、走塁中のランナーは元の塁に戻らなければなりません。

バレーボール(身体・知的・精神障害部門)

6人制で、身体(聴覚障害)・知的障害部門ではコートの広さ、ボールなどは一般のバレーボールと同じですが、ネットの高さは身体障害部門では男子2.43m、女子2.24m、知的障害部門では男子2.30m、女子2.15mで行います。精神障害部門では、ネットの高さは2.24mでボールはソフトバレーボールを使用します。また男女混合でチームを編成し、女子が常時1名以上出場していなければなりません。

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