利用者の皆さまへ(5月5日)
【お家で簡単】寝ながらできる肩甲骨体操!!
今回はご自宅にある身近なものを活用した簡単な「肩甲骨体操」をご紹介します。
肩甲骨とは、写真のような背中の上部にある大きな骨のことを指します。この肩甲骨の周りの筋肉を動かすと、背中周りの筋肉や、鎖骨周りの筋肉が動き、その周辺の血流やリンパの流れを良くなり、その部分の代謝が向上し、脂肪が燃焼しやすくなる作用を高めます。
また、肩こりや姿勢の改善効果もあるので、デスクワークなどで酷使した肩周りをほぐすには最適です。肩甲骨周りが柔らかくなると猫背の改善にもつながるので、是非この機会に取り組んでみてください。
【始める前に準備】
バスタオル1枚
両手を広げてもぶつからない横になることができるスペース
※布団やベッドの上などは、柔らかく地面が沈み込んでしまうため肩甲骨の動きが分かりにくい場合があります。
そのため、実施する際には畳の上などがお勧めです!
ステップ1 バスタオルを丸める
用意したバスタオルを広げて、半分に折って縦方向にくるくると丸めます。
ステップ2 丸めたバスタオルを設置
丸めたバスタオルを床や、マットの上に縦方向を置きましょう。
縦方向に置いたタオルが肩甲骨と肩甲骨の間に入るように、仰向けになります。
これで準備完了です!
※タオルを入れて身体が痛い方はタオル無しでもOK。
ステップ3 レッツ!肩甲骨体操 ~手のひらを天井に♪~
①両手もしくは片手の手のひらを上にして脇を締めて、手の甲を下にして床に置きます。
②手の甲で床を触りながら、ばんざいをするように頭の上まで滑らせます。
③頭の上まで到達したら、同じようにスタートの位置まで戻します。
④①から③までの動作で1回カウントです!これを8回繰り返してみましょう。
ステップ3のポイント
腕を上下に動かしていますが、意識するポイントは、「肩甲骨」を動かすことです。イメージは、背中を伸ばすように意識してみましょう!
※動かして肩が痛い場合は手が床から離れても良いので痛くない範囲で上下に動かしましょう。
ステップ4 ステップアップ!肩甲骨体操 ~手のひらを床面に♪~
①今度は手のひら下にして床に置きます。床につけながら同じ動作を行います。
②手のひらで床を触りながら、出来るだけ頭の上を目指して滑らせます。
③頭の上まで到達したら、同じようにスタートの位置まで戻します。
④①から③までの動作で1回カウントです。これを8回繰り返してみましょう。
ステップ4のポイント
手のひらを床面につけながら行うと、途中で手が床から離れてしまいます。(離れてしまっても大丈夫です。)ポイントはなるべく床から離れないように意識しながら頭の上にもっていくことが大切です。
※手が離れても痛くない範囲で上下に動かすことが大切です。
【スタッフからお役立ちポイント】
今回は寝ながら実践できる「肩甲骨体操」を紹介しましたが、寝る姿勢が大変な方は、座った状態でも大丈夫です。
座った状態で動かすときは、手を体側に沿って動かすように意識をしてみましょう!
まずは1日5分から始めてみましょう。大切なのは継続的に実施していくことです。1日の中で思い出したら、自分のペースで実施してみて下さい!