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あなたにもパラスポーツを支えることができる

障害のある人のスポーツは選手自身の努力や頑張りはもちろんですが、
選手を支えるスタッフやボランティアの力が必要です。
競技技術や戦略などの指導だけでなく、障害を補い安全に安心して行うことや競技用具の準備・移動など様々な支えが必要です。

ブラインドマラソン 風船バレーボール 車いすバスケットボール
車いすの人とスタッフが話している様子

「興味がある」「やってみたい」その気持ちが第一歩

 パラスポーツを支えるスタッフというと、特別な資格や知識が必要というイメージを持つ方が多くいらっしゃいます。もちろん、専門的な知識が必要な役割もありますが、まずはパラスポーツに興味がある、関わってみたい、その気持ちが支えることの第一歩です。資格や知識がなくても、試合会場を運営するボランティアスタッフのように、誰でも参加できる役割もあります。あなたも一緒にパラスポーツを支えて、パラスポーツを盛り上げましょう!

パラアスリートが立っている様子

パラスポーツを支えるスタッフの声

堤さんの写真

東京ファイターズB.C / 堤さん

私はもともと東京ファイターズの選手として活動しており、その中で選手としてできなくなってしまい、東京ファイターズのマネージャーとして活動を始めました。
スタッフの職業はまちまちです。トレーナーだと理学療法士が多いのですが、マネージャーだとバスケに全く関わったことがない方も登録されていて、色々な方が関わっています。他の車いすバスケットボールチームにも先輩のスタッフがいるので、経験がない方でもどのような活動をすればいいか、というのは一つ一つ教えてもらえます。
連絡をいただく方の理由で多いのは、東京2020で活躍している選手たちを見て関わりたいと思った方が多いです。
私が活動を続けている一番の理由は競技の魅力です。競技のスピード感、活動的な選手の声、選手の方達のスタッフに対する思いやりが凄くあり、一つ一つの活動に感謝をしてもらえるというところがやりがいにもなりますし、また次もサポートしたいなっていう気持ちになります。
プライベートでは選手やスタッフと買い物に行くこともありますし、練習ではない時にも会うぐらい仲が良いです。結構、選手とかスタッフで練習終わりにご飯に行ったりします。みんな食べ過ぎてしまうこともありますね(笑)。
係わることに関して、本当に敷居は全然高くないです。車いすバスケットボールというふうに考えてしまうと、障害に対して知識がないといけないんじゃないか、バスケットボールへの知識がないといけないんじゃないか、そう思われる方も沢山いらっしゃると思うのですが、そうではなくてまず見に来てもらって、そこからスタートで全然問題ないです。そこはもう軽い気持ちで連絡をいただければなと思っているので、まず1歩見に来るところから始めていただきたいなと思います。

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立花さんの写真

日本ブラインドマラソン協会 / 立花さん

ボランティアを始めたきっかけは、東日本大震災が大きいです。福島の方に5年ほど住んでいたこともあり、何度かボランティアにも行きました。その度に「何もできない」と落ち込んで帰ることがありました。そんな時、職場や家の近くで、よくブラインドランナーの方と伴走者の方を見かけることがあって、ずっと気になっていました。
震災を経て自分ができるかできないかなんて迷っている場合じゃない、とにかくやってみなきゃ分からない、そう思ってJBMA(日本ブラインドマラソン協会)さんの門を叩いたのが最初です。
最初は「何ヶ月か練習をして、いずれは伴走させてもらって、1年後にはレースに出られればいいな」そのぐらいの感じで考えていました。ところが、練習会に行った初日に30分くらい説明を受けて、すぐ伴走をやることになりました。「本当に大丈夫なのか?」不安でした。その日、ベテランのブラインドランナーの方から、緊張しないでください、みたいな感じで逆に私がリードされてしまうぐらいでした。本当に自分でもできる!というのが凄く嬉しかったのを覚えています。
視覚障害のある方の中には、一人で散歩ができない方も多くいます。散歩したいからということで練習会に参加している方もいるので、そこで一緒に散歩しながらお話しするだけでも十分だと思います。速い方でも必ずしもハイスピードで走っているわけではなく、ジョギングをやることもあるので、伴走する方の練習にもなると思います。
ブラインドランナーの方と走り始めて、やっぱり最初は技術が欲しくて、先輩の方にどうやったら良い伴走者になれるか、どういう技術が必要なのかを聞いたり本を読んだりもしていました。先輩からは、伴走に必要なのは技量じゃなくて器量だよっていうことを言われて、最初は訳が分からなかったです。何でちゃんと教えてくれないのかなと思っていたけど、最近になってやっと器量ってこういうことなのかなって気が付くことが10年目にしてありますね。あとは自分自身伴走を始めたことによってすごく視野が広がりました。物理的な視野だけではなくて、生きていく上での視野が広がったなと思っています。

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小林さんの写真

笑顔のふうせんバレーボール 一般社団法人オールスマイル / 小林さん

友達に障害のある方がいて、その方を東京都障害者総合スポーツセンターへ連れて行ったことがありました。そこから、スポーツセンターに通うようになり、私も一緒にスポーツをやっていたらスポーツセンターの職員に誘われ、それがきっかけでボランティアを始めました。
ふうせんバレーは元々九州の方が発祥で、東京で始めようということで誘われて入ったのですが、非常に面白く誰でもできるスポーツなので始めました。
スポーツの知識がなくても、その場に来て一緒にやることで皆さんルールなどは覚えますからね。すぐできると思います。ふうせんバレーに関わる方の中には普段自分の仕事を持っている若い方も積極的に参加しています。
ふうせんバレーでは、普段あまり動けない子でも活発に動き、見に来た親御さんが「うちの子あんなに動けるんだ」。そういう反応を見るとやって良かったと思います。それが一番のやりがいです。
とにかく参加することが大事で、まず参加して手伝っていただいて、やっている間に凄く面白くなります。だんだん熱が入ってきて持ち味が出てくれば一番いいことだと思います。一生懸命やっていただければ、我々もそれに力添えできます。皆さんが一生懸命やってくれることが我々にもプラスになるので、それが一番大事だと思います。
皆さんどんどん積極的に参加していただきたい。

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車いすの人がパソコンを操作している様子

パラスポーツに関わるスタッフの役割

専門的サポートのイラスト

<専門的サポート>

義肢装具や車いす製作関係、福祉や医療関係などのほか、理学療法士やトレーナー、教育関係機関等で栄養、心理、映像分析等に関わっている人たちが活動しています。

コーチをする人のイラスト

<コーチ>

健常者の競技団体や実業団、クラブ等での指導経験をいかして活動する人も増えてきています。

競技パートナーのイラスト

<競技パートナー>

アスリートとして高い競技レベルで活躍してきた選手から、スポーツを趣味として楽しんでいる方々がそのスキルや経験をいかし、パラアスリートのパートナーとして、一緒に競技会に参加したり、日常の練習や移動・更衣のサポートを含め競技活動を支えています。

その他のボランティアスタッフのイラスト

<その他>

大会運営時などには、専門知識を必要としないボランティアスタッフも多く関わっています。平日は働きながら休日だけパラスポーツのスタッフとして参加する方、学生が学業の合間に活動するなど、様々な方が障害のある人たちのスポーツ活動を支えています。

障害者スポーツボランティア情報のポータルサイト パラスポーツスタートガイド
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当Webページ及び動画は、東京マラソン財団スポーツレガシー事業の寄付金により実施しています。

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