資料室

介護予防に役立つスポーツ活動 楽しくスポーツしよう! Part-1

「介護予防に役立つスポーツ活動」

昨年度は「よりよく遊ぶ(レクリエーション実践)」をすることで、仲間づくりを積極的に促進させ、日常活動を増やし、自らが社会参加を進めていくことを実践してきました。 今年度は介護予防を含め、健康づくりを進める上で、よりアクティブな部分である「スポーツ」に焦点を当てて、スポーツが持つ役割や効果などを採り上げていきます。

スポーツの楽しみ方あれこれ

スポーツは
「見るスポーツ」「するスポーツ」「支えるスポーツ」
このように分けることができます。

1. 見るスポーツ

自分が応援している選手、チームが活躍しているさま、苦戦しているさまを観戦しているとあたかも自分自身がその人になったかのごとく熱くなり、心が躍動したりしますよね。 スポーツを観戦することもとっても重要なことです。

東京9アジアユースパラゲームズ(東京9月開催)
各種スポーツ大会・競技会など

2. するスポーツ

上手い下手、やったことがない、やってみたらのめり込んだ……。
スポーツは実際に体験することで、よりアクティブな自分を発見できます。
初めは『下手(へた)の横好き』でけっこう!

障害者スポーツセンター主催教室 <平成21年度の主な事業・教室>
  • レクリエーション・スポーツ(総合・多摩)
  • 健康クラブ(総合・多摩)
  • みんなで卓球(総合・多摩)
  • アーチェリー入門(総合)
  • はじめようテニス入門(総合)  など

3. 支えるスポーツ

自分がするのはちょっと……だけどスポーツにかかわりたい!
指導、サポート、協力などさまざまな形でふれることができます。

スポーツボランティア養成講習会、サポーター、障害者スポーツ指導員 など

すなわち!スポーツを楽しむには…『スポーツにふれる!』 ことが第一歩なのです。

からだにいい体操

アップUp体操(背筋を伸ばす・筋力をつける)

  1. 肩幅に足を広げます
  2. 両手でボールを持ち、頭の上で持ちます
  3. 元気よくかけ声とともに腕も脚も頭上に持ち上げます
    ※椅子に座ってもできます
  4. 7回繰り返しましょう

★バリエーションとして
身近な1. 見るスポーツものを持って(ペットボトル・雑誌・バケツなど)

スポーツ活動実践に向けて

総合・多摩の両障害者スポーツセンターでは、年間を通して様々なスポーツ・レクリエーション活動を教室や行事として行なっています。 健康を維持しようとする時、リハビリテーションとして体力をつけたい時、介護予防としてなど、目的は人それぞれです。 こうしたことを踏まえてスポーツを健康づくりの手段(ツール)として行うことは、それまでにない自分自身の可能性や広がり、変化、進歩が期待できます。 スポーツが健康増進や、生きがいづくりの一役を担い、毎日をより楽しく過ごすことができるでしょう。 「見る、する、支える」いろいろな形でスポーツにふれることが豊かな人生へと結びついて行きます。 ぜひ、スポーツセンターなどに足を運んで、さまざまな教室や多くの人々と楽しく気持ちのよい汗を流しましょう。 スタッフ一同お待ちしています。
※事業の詳細は、各センター平成21年度年間事業案内をご覧ください