資料室

手軽にできる 転倒予防体操 Part-4

「簡単体操、体も足もポッカポカ」

今回のテーマは「下肢」です。下肢は立ち上がる、座る、歩行で大変重要な部分です。 下肢が衰えるとつまずく、転ぶ、などADL(日常生活動作)の低下となります。 特に、すね、ふくらはぎ、腸腰筋(太ももの付け根のところ)を鍛えることはスムーズな下肢動作(歩行、立ち上がり、座り)を作ります。 この体操で元気な脚を保ちましょう!

[かかと・つま先上げ]

  • 床にかかとをつけたまま、
    つま先を上げます。
  • ゆっくりとつま先を床に下げます。
  • 10回繰り返しましょう。
  • つま先を床につけたまま、
    かかとを上げます(この時つま先だけで、
    立つようにイメージしましょう)。
  • ゆっくりとかかとを床に下げます。
  • 10回繰り返しましょう。

[かかと・つま先上げ]

  1. 足を肩幅くらいにひらきます。
  2. 背筋を伸ばし、
    両膝を曲げて腰を落とします。
  3. 目線は、下げずに真っ直ぐ遠く
    を見るようにしましょう。
  1. 両手を空に突き出すようにして、姿勢を崩さず、「エイッ」の掛け声とともに立ち上がります(この時、ゆっくりと立ち上がるように心がけましょう)。
  2. 5回繰り返しましょう。
  3. ※腰を下ろす際に、バランスがとりにくい時は手すりに捕まり、腰を落としましょう(下を見ず、真っ直ぐの視線で腰を落としましょう)。

いかがでしたか?
元気に歩けるということは、外に多く出かけられるきっかけとなります。ぜひ続けましょう。

次回は「リラクゼーション」です。